レターパック、送ってみました

あこ姉

2011年04月01日 18:00

先日の記事http://mammysmile.yoka-yoka.jp/e646458.htmlを書いた翌日、
早速、新聞で「被災者の声」として写真入りで紹介されていた男の子に宛てて
レターパックを送ろうと思いました。
その子は、ポケモンのソフトとDSが流されてしまって残念だと言っていました。
息子より一つ下の9歳。
お母さんが入院しているそうです。

息子に相談すると、
息子は自分のポケモンのDSソフトを譲ってもいいと言ってくれました。
そして、自分でリセットすると、
いつもは入れないケースをどこからか出してきて、
きれいなままのケースにいれて渡してくれました。
その子、
DSも流されちゃって、ソフトだけもらっても仕方ないと思うけど、
それに、もし誰かが持ってたとしても電気の無駄使いはできないだろうけど、
ソフトを持ってることで、
いつかまた(今年のクリスマスとか?)
DSを買ってもらって、このポケモンソフトで遊ぶんだぁって思って
希望を持ってもらえたらいいかなあと。

「よし、じゃあ今から行くよっ」
便箋に簡単に、私と息子から、その子宛ての手紙を書きました。
休日だったため、少し遠い大きな郵便局に行かなければなりませんでした。
「ついでにいろいろ入れてあげようか」
100円ショップに寄って、
トランプ、ハイチュウ、チョコレート、歯ブラシ、色鉛筆、靴下、ライトが付くキーホルダーなどを一緒に入れることにしました。
息子と同じくらいの男の子なので、
息子と二人で「何がいいかなあ」といいながら探しました。
息子は卓球セットとか野球のセットとかがいいというのですが、
残念ながらレターパックに入る大きさではなく…。
ビーチボールみたいなのがあるといいね、
と言いながら探したのですが置いてなくて、
おもちゃはトランプのみ。
でもきっと、喜んでくれるよね。

郵便局に着いて、
500円のレターパックを購入。
息子と一緒にパンパンに詰めて、
事前にネットで調べていた避難所の住所宛てに送りました。
郵便局の方は「石巻」という住所を見て、
「時間がかかるかも」とおっしゃったのですが、腐るものは入ってないので
「大丈夫です」と言って、送ってもらいました。

私たちができることはこれくらい。
一人の子だけに送るのは不公平?とも思ったけど、
トランプはみんなでできるし、
ハイチュウもチョコレートも、何人かできっと分けて食べられるはず(^^)
好きなDSソフトでさえ息子に買ってあげられない庶民の私にできるのは、
せいぜいこんなもの。
どうせたくさんの人に支援なんてとてもできない。
お金を寄付して、誰にどんな形で支援されるのかわからないより、
私にとっては
欲しいものを欲しい人の所に届けられる支援の方が向いてると思いました。

あれから少し時間がたち、
ゆうパックも再開されたようですね。
また私に余裕ができたら、
今度は茨城に気になるお子さんがいたので送りたいと思っています。

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